生活と暮らし

日本が世界に誇る夜空の芸術、花火他:8月

日本が世界に誇る夜空の芸術、花火
この時期、夜空を彩る花火大会が各地で開催されます。花火を最初に鑑賞した日本人はあの徳川家康とか!個人で花火師を呼び、自分のためだけに揚げさせるという贅沢な遊びでした。現代のようなイベントになったのは1644年。それが「隅田川花火大会」です。以来夏のイベントとして日本各地で定着、現在に至ります。

花火の玉の大きさが尺貫法で表現されることからわかるように、花火玉が立体感あふれる見事な球形に広がるのは日本だけ。たった1寸(約3.3cm)の違いで、開いた時に直径50メートルもの差が出るそうです。対して諸外国の花火は円筒型が多く、打ち上げた時のバリエーションも乏しいそうです。菊型、土星型、滝型、柳型、はてはハート型などのデザイン性にすぐれた日本の花火は世界一。世界中の花火大会で日本の花火はひっぱりだこだそうですよ。

一方、家庭用おもちゃ花火も人気で、手持ちのものから打ち上げ型まで種類も豊富です。おもちゃとはいえ火や火花を扱うのですから、水の入ったバケツを用意し、注意書きをよく読んで遊ぶというルールを必ず守るということを、大人が教えていきましょう。
そうそう、おもちゃ花火の代名詞・線香花火は、地域によって違いがあるのをご存じですか?火薬を和紙で包んだものは東日本、ワラの先に火薬をつけたものは西日本のスタイルだそうです。あなたが思い浮かべる線香花火の形はどちらですか?

※参考:(社)日本煙火協会 http://www.hanabi-jpa.jp/
株式会社佐藤煙火 http://www.satoenka.jp/index.html

今年こそ大人っぽくゆかたを着こなしたい!
ここ数年、若い女性たちがゆかたを着る姿をよく見かけるようになりました。花火大会だけでなく、スポーツ観戦やコンサート、テーマパークへも着ていくようになり、ゆかた人気は定着した感があります。色や柄ゆきも若い女性を意識した商品が増え、実際にそんなゆかたをかわいらしく着こなしている姿を見ると、大人の女性がゆかたを着ることに気後れしてしまいそうですが、そんなことはありません。大人ならではのゆかた選びと着こなしで、夏を楽しみましょう。

ミセスがゆかたを選ぶなら、まずは柄ゆきで差をつけて。さすがにハイビスカス柄などは選ばないとは思いますが、桔梗や撫子柄、あるいは金魚などの柄はつい手が伸びがち。そこをぐっとこらえて日本の伝統文様に注目です。ゆかたの色も藍色や白、藤色など抑え目にし、帯やバッグ、下駄の鼻緒にきれいな差し色をもってくると大人っぽい装いになります。すっきりと着こなしたいなら、ある程度体型の補整は必要です。ゆかたとはいえきものですから、洋服のようなメリハリのあるボディではなく、茶筒のようなストンとした体型が理想です。帯の上にバストが乗っていると老けた印象になりますので、和装用の下着で胸の高さをおさえるか、もしくはウエストにタオルを巻いてバストとウエストの差をなくすという方法があります。

近頃は、女性のゆかた人気に合わせて男性用のゆかたも多く発売されています。着こなしのポイントは帯の高さ。おへその下5センチくらいのところで結びましょう。高いとかなりカッコ悪く見えてしまいます。色はふだん洋服で着慣れている色を選ぶと失敗しません。
大人がゆかたでどこまで出かけられるかについては、若い女性たちと同じという考え方もありますが、やはりゆかたはゆかたです。ホームパーティなら許されても、街に食事に行ったりする時は、絽や紗など夏のきものでお出かけになる方が素敵ですよ。

※参考:美しいキモノ、きもの文様図鑑(アシェット婦人画報社)
ゆかたりずむ http://yukatalism.com/index.html

夏はやっぱり…
夏バテ防止の基本はやはり「食」。とはいえ暑い日が続くと食欲も落ちる一方ですね。そんなときのお助け食材といえば、そうめんです。そこで今月は、意外と知らないそうめんよもやま話。ツルツルの前にヘェ〜をお楽しみください。

奈良時代、そうめんは唐から遣唐使によって持ち込まれました。その形は太い縄状であったという記録があります。平安時代になって醍醐天皇の頃、宮中の儀式・作法を著した法典には、そうめんは七夕節句のお供え物と定め、こうした供物のほか保存食としてもっぱら貴族の間で食べられていた究極の高級食材だったのです。当時の都であった平安京からほど近い奈良県の三輪は、今でも日本有数のそうめんの産地ですが、今から1300年ほど前、三輪の大神神社の宮司が飢饉に苦しむ人々を救うために、そうめんの製造を指示したのがきっかけだといわれています。そんな「太い縄状のそうめん」が細長くなったのは鎌倉時代のこと。油を使って細く伸ばす技術が大陸から伝わり、江戸時代になると手軽に準備できておもてなしにも使える食材として、庶民の間で一気にブレイクしたのです。

ところで、そうめんというと夏の食材のイメージが強いのですが、お吸い物の実や揚げ物の衣、サラダの具材など、麺の中でも多彩な一面をもつ食材です。なかでも南の島沖縄では年間を通して食卓にのぼる定番の食材で「そうみんチャンプルー」は、固めにゆでたそうめんを好きな具材とともに炒める、手軽でおいしい一品です。

淡白な味のそうめんは、つゆや薬味でおいしさががらっと変わります。つゆはドレッシング、薬味はトッピングと考えて、洋風の食材もお試しください。自分だけのおいしい食べ方を発見するのも楽しいですよ。

※参考:奈良県三輪素麺工業協同組合  http://www11.ocn.ne.jp/~soumen/
CityDo! http://www.citydo.com/top.html

2006年8月2日(水)

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