生活と暮らし

こころをつなぐ贈りもの、お歳暮。他:11月

こころをつなぐ贈りもの、お歳暮。
お歳暮シーズン真っ盛りのこの時期、何を贈るか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。お歳暮のそもそものいわれは、お正月に先祖の霊を迎え御魂祭りのお供えもの・贈りものをした古来の習わしが起源だといわれています。そのため、塩鮭や数の子・するめなどといった年越しに必要なものを、「事始めの日」に贈る習慣でした。「事始めの日」とはお正月を祝う準備を始める日のことで、12月13日から20日までをさします。現在でもお歳暮はこの期間に贈るのが正式とされるのは、その名残です。
現代では、1年間お世話になった人へ感謝の気持ちをこめ、贈りものをするのがお歳暮です。時代を反映して企業間では減少していますが、むしろ個人間では活発化。通りいっぺんの贈答品より個性的あるいは自由な発想の贈りものが増えているとか。人気商品はカタログから選べる産直品。年末年始に必要な食材を頼むこともできるし、家族構成に応じて、あるいは冷蔵庫の空き具合と相談しながら、などということも。また、活きた伊勢海老が届いてコワくて調理できなかった…なんていう冗談みたいなホントの話にもならずに済みます。ただし、カタログ関係は目上の人には気配りが必要です。「失礼かと思いますが…」、あるいは「お好きなものがわからなくて」という一筆を添えれば贈り上手。ちなみに贈りたいもの第1位はビール。次いで産直品、コーヒーです。逆にもらいたいもの堂々第1位、それは商品券。必要なものが欲しい、という気持ちの表れでしょうか。2位以下ビール、産直品と続きます。面白いのは「贈りたいもの」に商品券はランクインしていないこと。いずれにしても贈られる方の喜ぶ顔がお歳暮の向こうに見える、そんな贈りもの名人を目指したいですね。

※参考:オールアバウト http://allabout.co.jp/
株式会社ササガワ http://www.taka.co.jp/index.html

ストップ!冬のかゆみ
冬になるとむずむず、ポリポリ…。一番の原因は肌の乾燥(ドライスキン)です。でもなぜ、この時期になると肌がドライに傾くのでしょうか。
寒くなると冬眠する動物がいます。これは自分を守るために体の代謝活動を低下させ、春まで体を温存する動物の知恵です。私たち人間も冬眠こそしませんが、気温が下がると身体を守るために血管を収縮させて、代謝機能を鈍らせています。このため皮膚の働きも低下します。さらに乾燥した空気が皮膚に含まれる水分も奪います。これが、冬の乾燥肌のメカニズム。肌が乾燥すると外部からの刺激を受けやすい状態になり、かゆみが起きるといわれています。かゆみを止めるには、肌を乾燥から守るのが第一なのです。
肌を乾燥させないために必要なのは水分と油分です。化粧水で水分補給し、保湿クリームなどで肌を保護する膜をととのえてあげましょう。暖房の効いた室内は湿度が低くなるので、加湿器を使うのも効果的です。また、身体が温まるからと熱い風呂に入るのは禁物。38〜40度のぬるめのお湯にしてください。身体を洗う時もナイロンタオルやボディブラシでゴシゴシこするのはよくありません。特に乾燥が気になる時は肌もデリケートになっているので、綿のタオルや手のひらで洗うくらいにとどめましょう。保湿成分の入っている入浴剤の使用もおすすめです。さらに、肌に触れる肌着などの衣類もできるだけ刺激の少ない素材を選び、肌着などはタグ(洗濯や素材表示の布片)のないものを選ぶか、取り外してしまいましょう。
身体のかゆみは、睡眠を浅くしたり、掻くことでさらに皮膚にダメージを与えますので、小さなお子さまや高齢の方にはかなりの負担になります。毎日の暮らしのなかでできるドライスキン対策で、すこやかに過ごしてくださいね。

※参考:日経BPネット http://www.nikkeibp.co.jp/
NHK http://www.nhk.or.jp/kenko/index.html
読売新聞

イノシシ年はすぐそこに
来年の干支、イノシシ。畑を荒らすなどの実害がクローズアップされるなど、イノシシにとってはとかく生きにくい世の中のようです。ニホンイノシシは近年、人里に現れ市街地にも出没。最近では神戸市がイノシシへの給餌を禁止した「イノシシ条例」を制定し被害を食い止める対策が本格化しています。
さて、弥生時代の銅鐸にイノシシ狩をしている図柄が入っていることからもわかるように、日本人とイノシシは長いおつきあい。その頃から食用としていたようです。獣肉を食べることを忌んだ江戸時代もイノシシは薬食いだともっともらしい理由をつけ、「山鯨」と呼んで半ば公然と食されていたそうです。
そんな彼ら(?)は、実はとても学習能力が高く、神経質なのだとか。春期になると4〜5頭の仔を出産し、その仔は「ウリ坊」と呼ばれています。姿かたちがシマウリに似ていることからついた名ですが、このシマ模様は春の木漏れ日の中で保護色の役割を果たしているそうです。
イノシシは日本では12番目の干支ですが、実は中国やベトナムでは、イノシシはおらず、ブタとなっています。中国語では猪はブタなのに対し、日本語ではブタは豚で、猪はイノシシという違いからかもしれませんが、詳しい理由はわかっていません。
あと1か月で2007年。イノシシのようにまっすぐ勢いよく前に進める年でありたいですね。

※参考:日本大歳時記/講談社
チャイナネット http://japanese.china.org.cn/japanese/index.htm
JAレーク伊吹 http://www.lakeibuki.jas.or.jp/

2006年11月29日(水)

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