自営業のAさんは不景気のあおりを受け経営するお店の売り上げが激減し、毎月の返済が不能となり、債務整理の相談にこられました。
ご相談時の債務状況は、次の通りでした。
・地方銀行A社 | 150万円 |
・地方銀行B社 | 100万円 |
・信託会社A | 100万円 |
・信託会社B | 80万円 |
・消費者金融A | 90万円 |
・消費者金融B | 80万円 |
・消費者金融C | 30万円 |
・消費者金融D | 20万円 |
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・債務残高総額 | 650万円 |
・月々の返済 | 15万円 |
法定金利内での借入が多く、又消費者金融との取引期間が浅いため、任意整理ではあまり債務圧縮の効果が期待できません。
又、収入に変動の幅が大きいため、民事再生の選択も厳しい為、自己破産を提案しました。
その結果、無事裁判所からの免責が下り、返済義務がなくなりました。